テルマエ・ロマエ 1巻

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

表紙を見て「これは面白いに違いない！」と思ったので、同僚に見せて買わせた。そしてそれを借りました（買えよ）。多分ネットでは結構人気のある本だと思うんですが、面白かったです。
主人公は古代ローマの建築家。斬新な公衆浴場（テルマエ）を設計したいと考えているが、なかなか依頼主に気に入ってもらえるようなアイデアが生まれない。そんなある日、友人と入ったお風呂の底に空いた穴に吸い込まれ、たどり着いた先は現代日本の銭湯で…。壁に描かれた富士山や、プラスチック製の桶に関心し、風呂上がりのフルーツ牛乳に感動した主人公は、その後ローマに新しい公衆浴場を築くのであった。
毎回そんなパターンなんですけど、「え、お風呂だけでそれだけ膨らませるの？」と感心させられます。また、毎回読み切りながらも微妙にお話が続いていたりして今後の主人公が気になる。やおい的にも。あと絵柄がいいなー。この絵柄じゃないとこの作品は成り立たないような気がします。話と話の間に入るお風呂コラムも面白く読ませていただきました。2巻も楽しみ！