デュラララ!!

デュラララ!! (電撃文庫)

デュラララ!! (電撃文庫)

友達からアニメをすすめられ、一気にハマってしまいました…。アニメではキャラ萌えがメインで話はよくわかんねーなぁと思ってたんですが、原作読んだら面白かったです。今は原作のほうが好きかな? でもやっぱりどっちも好きです。アニメは原作のエピソードをバラバラにして再構成してるので、アニメだけ追ってると全体像が見えにくいんですよね。最後にいろんなことがつながるようになってはいるけど。原作も結構、いろんなキャラクターが入り混じったエピソードが最後につながるようになってるけど、1巻の中でまとまってるからちょっとわかりやすいかも。アニメは3巻までの話を描くらしいですね。
久しぶりにライトノベルを読んだので、最初はちょっと文体になれず辛かったです。が、お話が面白かったので読み進めているうちになれました。とはいえいまだにさらさら読めず、ちょびちょび読んでますが…(現在4巻を読書中)。とりあえずキャラクターが多いです! 私はちょっとかわいそうな記憶力の持ち主なので、「えっ、今話してるこの人って誰?!」となることが多々あり、そのたびに前のページに戻り…とかしてるからさらさら読めないんでしょうね。多分。今はようやくメインキャラクターが固まり、すぐに誰が誰だかわかるようになってきたんですが、そしたらまたキャラクターが増えるのがこの小説なんだよ!!
アニメを見る前は、現代が舞台だけど異能力バトルメインの話かなーと思ってました。でも池袋が舞台の結構地に足のついた(ファンタジー成分の少ない)話でした、と思いきやどんどん異能力ものになっているという。なんか一概にこのジャンル!って言えない作品です。(一応)主人公の女の子は首なしライダーで妖精で、街にはカラーギャングが闊歩しつつ、切り裂き魔が現れたり自動販売機が宙を舞ったりするんです。一体この物語はどこへ向かっていくのか全然予想がつかないところが楽しいです。1〜3巻の中では、この1巻が好きかも知れません。まだ誰がどんな秘密を持ってるのか全く分からないまま読んでたので、ラストにはびっくりしてしまいました。