ヤマありタニおり 1、2巻

ヤマありタニおり(1) (KC KISS)

ヤマありタニおり(1) (KC KISS)

ヤマありタニおり(2) (KC KISS)

ヤマありタニおり(2) (KC KISS)

何か読みたいなーとウロウロしてたら、なんとなくタイトルが目に付いたので購入してみました。近年、地味なイメージの文化部を舞台にした作品や、今まで作品化されなかったマイナーな題材の作品がたくさん出ています。もうこの世に、マンガ化されていないものはないのか…と思っていたんですが、これは「折り紙同好会」をテーマにした作品です。
折り紙しか特技のない、地味系の主人公(ピョン太)がひょんなことから、元ヤンと噂される宮本君、学年首位のイケメン・布施君と3人で「折り紙同好会」を作り、他校との激しい戦いや、学校行事に参加するお話。それぞれ個性の違う3人が、折り紙を通じて1つになる…かどうかは……うーん。まあ2巻までで、結構楽しそうにやってますけどね。主に主人公のピョン太が割食ってますけどね。2巻では2人の女の子が登場し、ロマンスの予感…! なのか? でもこの2人、私大好きです。3巻でも活躍してくれそうで楽しみ。
話はゆる〜っとしたコメディですが、折り紙に関する内容は結構充実していて楽しかったです。折り紙と一口にいっても、ただ紙を折るだけでなく、数理とかも関係するらしく、ちょこちょこ数学っぽい問題?が出てきます。 まあ解けるのは秀才の布施くんだけなんですが。あと、よくピョン太がほかのメンバーを励ますために、折り紙にたとえて話たりするんですけど、最終的に伝えたい内容と逆の事を言いそうになって、誤魔化すところが大好きです。