2013年7月まとめ

本屋でたまたま手に取った2巻のあらすじが「長男が領主(男)に求婚されて困ったなあ!」というものだったので「ふむ、それならば読むしかあるまいな」、と1巻を購入した次第。1巻は三男に焦点をあてつつ次男が出張っている話だった。魔人が伝承レベルではなくて、きちんと世界に根差しているという設定はわりと好きだったけど、説明が多くうまく消化できなかった。ただ、三男の可愛さはガチ。キャラ萌えで読むとなかなか楽しかった。その背景では魔人関連も動きあり。さてそれでは2巻の嫁取り物語へ。

黒男 (ディアプラス・コミックス)

黒男 (ディアプラス・コミックス)

ゆるほもが読みたくなったので久しぶりに引っ張り出してよむ。うーん、このBLっていうにも淡い感じがいいなあいいですなあ。みんな可愛いお話です。ラルゴとぶどうの瞳、はちょっとBL度高いかな?(どっちも書き下ろしがついてて嬉しい) あしおとの話とか今後を妄想してにこにこしてしまいますね。

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(2) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(2) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(3) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(3) (モーニング KC)

思ったよりギャグで、思ったより鬼灯さんに可愛いところが多い。閻魔大王は天然可愛いけど悪い上司ではないよね、困った上司だろうけど。

うおお……甘い…!! 帯に「BLではありません!」って書いてあって笑ったw どうせならもっと前の巻でアピールしなよwwww せっかく内山田くんの仕事も軌道に乗り、亜弓ちゃんも自分自身に前向きになってきたっていうのに、これからどうなるのか気になる。

おいおい、アンズちゃんの話泣かせすぎだろ……泣いたわ! 超能力ネタ少なくなってるけど十分面白いなあ。またおじさんたちと再会できるといいね! というなんだか人情話の前半とは打って変わって笑いっぱなしの後半。兄貴のお迎え話も、ヒナが誘拐される話も面白かったです。あと瞳ちゃんネタはもう安定感ある。

リピートアフターミー(1) (ブレイドコミックス)

リピートアフターミー(1) (ブレイドコミックス)

おおおこれは面白いな! とあることで10回の「一日」を繰り返すことになってしまった女子高生と、コンビニ強盗。もっとゆるくて面白い話と思いきや、殺人事件が絡んできて事態はややこしく。ゆるループものだと映画「サマータイムマシンブルース」を思い浮かべるけど、そんな軽いノリとタッチに謎の殺人事件が加わることで、最初の印象とは一変、続きが気になる。

好色少年 Vol.02

好色少年 Vol.02

ふう、久しぶりの好色少年最高でした! 読み応えがあっていいですね。もう少し少年成分が多くても(女装成分が少なくても)いいんだけど、まあ男性読者のことを考えたらこれくらいがラインかな。中でもお気に入りは加藤茶吉先生の「夜までの時間」。インモラルなにおいが立ち上るようで、大変素晴らしいですね。この本の中では珍しく、大人の男×ショタってのもよかったです。もちろん他にも素晴らしい作品ばかりなので、みんな読むべき。

ドラマに併せて調整したのか、9巻発売から短いインターバルで出ましたね。なんか一弥さんは自分と恭ちゃんを重ね合わせて〜って言ってるけど、どっちかっていうとあやめちゃんに重ねてるような気もしなくもなくもなく(私が腐ってるからか)あやめちゃんは母上とうまくやれそうだし、嫁入りはいいとして、舞台の上ではもう二人の世界を作ればいいと思います。

君の中の少年思考 1 (ジェッツコミックス)

君の中の少年思考 1 (ジェッツコミックス)

君の中の少年思考 2 (ジェッツコミックス)

君の中の少年思考 2 (ジェッツコミックス)

1、2巻同時購入。振り幅が何とも曖昧な、なんとも言えない作品と読後感だった。環くんが、女の子としてではなく、男の子として同性を好きでいたいという気持ちと、それを真摯に受け止めようとする反町君の誠実さ。そこに男子高校生の押えがたい衝動がないまぜになり、なんだか胸がひりひりとした。

相変わらず独特のギャグセンスで楽しかった。懐かしいキャラクターも出てきて満足。このゆる〜っとした感じがいいんですよね。