シン・ゴジラ (たぶんあんまりネタバレしてない感想)

シン・ゴジラ音楽集

シン・ゴジラ音楽集

庵野ゴジラ見てきたんですけど、めっちゃ面白かったんです。敬虔な庵野監督信奉者でもないし(エヴァくらいしかまともに見てない)、ゴジラや怪獣ものも通ってきてないし、シン・ゴジラがエイプリルフールのネタではなくてガチと知った時も「シン・エヴァの前にゴジラか〜まあそのうちシン・エヴァ見れたらいいや(諦念)」くらいの気持ちでいたんですけど。先日、キンプリ4DXを見に行った時に予告が流れて、雰囲気が結構すきだったんですよ。この時点で、見に行く確率が3%から40%くらいまで上昇したんですけど、公開された土日でTLに流れてくる感想を眺めてたら、これは映画館で見ておくべきだろうなあ、と、8/1の月曜日に早速見に行ったわけです。映画の日で安かったし。同じように週末での口コミや、映画の日ということもあって来てる人がたくさんいて、Tジョイ博多のシアター9(同劇場で最大)は7割程埋まっていたように思います。会社帰りのサラリーマンが、ひとりで見に来ているような方も多く。最近見た映画とは全く違う客層にワクワクしながら開演を待ちました。
やー、面白かったですね。思わず席をひとつ空けて座っていたおじさんに「ゴジラすごかったね!面白かったね!」と話しかけたい衝動に駆られました。開始からザックザク猛スピードで話が展開していき、中だるみをほとんど感じさせない。エヴァでの文字演出や、事件は現場で起こってるけど会議室で進んでいく話が好きな人(つまり私)には面白いと思います。もちろんゴジラの描かれ方もすごかった。めっちゃ怖かった。どうやって倒せばいいんだよぉ…って絶望した。でも、最後はなんだかちょっとかわいそう、というか、人が生きていくためには、こうやって何かと戦わなきゃいけないのか…というセンチメンタルな気持ちにもさせられました。
そんなセンチな気分を引きずって、帰りのバスでは「はぁ…面白かったけどゴジラさんのことを考えるとすぐに2回めを見に行けるテンションじゃないなあ…」と思っていたのですが、1日おいた今日は、またいろんな感想を読み漁って「行きたい!次はIMAX行きたい!」ってなってますからね。これからいろんな人が賞賛の言葉や、逆に批判の言葉を紡いでいき、今はわりと抑えられているネタバレにも遭遇する確率が上がるでしょう。だから、なんかちょっと気になってるという人は是非、早めに、なるべくあんまり前情報をいれず、ゴジラさん見に行くか〜くらいの気持ちで映画館に行って下さい。まあこんな日記を読んでいる人は、もう見てる人ばっかりなんだろうけど。

最近のおんがく

君に聞かせる物語(初回限定盤)

君に聞かせる物語(初回限定盤)

大石昌良名義のフルアルバム。ライブ先行で発表されていた「眼鏡ダーリン」や「耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい」などのおなじみの曲も収録。「都会の蝉は夜に鳴く」や「ミュージックブレイク」は今までとちょっと手触りの違う曲です。ミュージックブレイクがお気に入り。それぞれの曲に物語性があり、違う色を見せながらも、アルバム一枚を通して聞くと、連作の掌編小説を読み終えたような充足感。特典のDVDにはファイヤー!のPVと、浅沼晋太郎さんとの対談が収録されています。ダイヤのAから出会った2人が、まさかこんなところまでの深いお付き合いになるとは。Amazonだと初回限定盤のほうが値引率がいいのでおすすめ。アニメから大石さんを知った方にも、ぜひ視聴してもらいたい。

最近のおんがく

貧乏だから今回はレンタルで我慢しました…普段レンタル利用しないので、新譜でも発売日からおいてあることに驚いた。なんか昔はちょっとタイムラグありませんでした?アルバムだけ?

最近はまってるアイドリッシュセブンより2枚。特にSILVER SKYのほうは、同時収録のDis oneもあわせてとてもお気に入り。IDOLiSH7の曲ではまだ出てないRestart Pointerが早く聞きたい。アルバムは予約しようかな、と思ってます。
IDOLiSH7 1stフルアルバム「i7」 (豪華盤)

IDOLiSH7 1stフルアルバム「i7」 (豪華盤)

あとは逢坂くん関連で2枚。
バイバイ YESTERDAY

バイバイ YESTERDAY

KING OG PRISM 4DX

奇跡を信じて、想いは届くと… ということを、この数ヶ月に何度も感じているわけですが(ちょうどabameTVでウテナを放送していたこともあり)avex西プロデューサーが「キンプリの4DX見たい!」と当初に語っていたことが実現しました。そう、願いと力(財力)さえあればキンプリは4DXになるし、円盤では「カゴ邪魔ーーー!」と野次られていた脱衣所のカゴだってなくなるんです!
4DX封切りの6/18、通常上映に参加しました。4DXは以前にマッドマックスを見て以来。さらに言えば地元で見るの初めてです。少し早めに劇場について、コラボドリンクを飲みながら開場まち。普段の応援上映などに比べると、男性客が若干多めに感じました。(とはいえ女性の比率の方がもちろん多かったですが)入場者特典としてキービジュアルのポストカードがもらえました。取った席はやや後方列の右端側。予約解禁時になかなかつながらなくて、真ん中の方の席は取れなかったんです。
4DXは通常の予告の後に、4DX自体の予告というか、どんなふうに動くかという紹介ムービーみたいなのが入ります。(いきなり本編で動いたらビックリですもんね)多分初4DXの方も多かったと思いますが、この紹介ムービーがなかなか激しく動くので、周りからの「えっマジでこんなに動くものなの?!」といった空気を感じました。そして待望の本編へ。
プリズムのきらめきを人工的につくりだすと、それはシャボン玉になる。
なんだこれは…何なんだ…どんどん心の服を脱がされていくシンちゃんの気持ちと、座席でそれを見守る私達の気持ちがリンクしていく……with LOVE…(吐息を感じる…!) 物理的なきらめき(シャボンと、なんか白いやつ。雪みたいなの)×画面の中から溢れ出るきらめきの相乗効果で、まさに劇場はパラダイス。回想編クライマックスのオバレの「パラダ〜イス」あたりは、座席は揺れるわシャボン玉はあふれるわ風も吹くわのカオスで、通常上映だったにもかかわらず、みんな耐え切れず笑いが起きていました。まさに「なんだこれは!」(プリズムショーだよ!) そんなこんなであっという間の1時間でした。キンプリはいつもあっという間なんだけど、さらに時間の加速を感じました…。今後ほかの4DX作品を見に行くことがあるかどうかは未定ですが、こんなにシャボン玉が大量に使われる作品は今後出てくるのでしょうか。何十回もキンプリを見た人も、忘れていたプリズムのきらめきとのファーストコンタクトを思い出せるはず。機会があればぜひ一度、西さん待望の4DXを体験してみてください。

/// 追記 ///
7/5、そろそろ地元での4DXも終わってしまう…(7/8までになっていた)ということで、今度は応援上映に参加してきました、平日の夜でしたが、座席は半分くらい埋まっていました。久しぶりの応援楽しかったですが、持ち込んだサイリウムの袋が途中の風でふっとばされそうになったので皆様ご注意下さい…! 久しぶりの応援で、また新たなコールを確認。そして7/8までの予定だったのがまた1〜2週間延びたようなので、もう一度くらい参加したいです。あと、ユナイテッドシネマ・キャナルシティのフードめっちゃ美味しかったのでおすすめです(パニーニを食べました) 4DX鑑賞前か鑑賞後にどうぞ!鑑賞中はムリ!

牙狼-DIVINE FLAME-

結局TVシリーズは9話くらいまでしか見られなかったのですが、公開がそんなに長くないだろうので先に見てきました。
TVシリーズでは海外作画が多かったものの、特に作画崩れなどは感じず、むしろアクションシーンはかっこいいなあと思いながら見ていたのですが、今では珍しいとてもサッパリとした線の少ないデザインだったので、劇場版で線が増えて大変リッチに感じました。そうそうこれでいいんですよ、最近のTVシリーズは作画が豪華になり過ぎなんだ……。TV未視聴の人に、見なくてもわかるかな?と質問されましたが、登場人物も多くないし、ストーリーも入り組んでいるわけではないので大丈夫だと思います。ただ、特に人物のや世界観の説明はないので、公式サイトの人物紹介やイントロダクションに目を通しておいたほうが楽しめると思います。中途半端に見た私はといえば、「ああ、この後そういう展開になるんだ」「このキャラはこうなるんだ」とネタバレをされてしまうのですが、もとより承知で見に来ているのでしょうがないです。一緒に見に行った友達は、映画を見に行くぞ!と決めてから全話見たそうで、あとで聞いたら「みんないろいろあったんやで……」って、ネタバレでもなんでもないことを教えてくれました。ありがとう!本編も追っかけで見ます〜〜。
劇場版のストーリーもシンプルで、新規登場人物は2人。アクションシーンが多く、眼福でした。特にカメラワークがとてもかっこよく、背景含めゴリゴリ動いて気持ちよかったです。下からあおるような、天井が映るようなアングルが多かったのも印象的。エマちゃんのおしり最高でした! 大人向けの王道作品となっているので、幅広い人が楽しめると思います。私みたいに最近興味を持った人も、ぜひ劇場の大画面で!

変態仮面 アブノーマル・クライシス

あの変態仮面が…というか鈴木亮平のムキムキワガママボディが帰ってきた! レイトショーで見てきました。一人で行ったんですが、隣はカップル、前は男子3人組という完璧な布陣! これでビールがあれば言うことなかったけど体調が万全でなかったので自重しました! ちなみにキンプリ(通常上映)の後にみちみちスケジュールでハシゴしてきた。キラキラした気持ちの後でHKはどうだろう…って思ったけど、これはこれでありだった!
前作は「あの変態仮面が実写になる」「鈴木涼平がムキムキ」といったインパクトで出落ち、というと聞こえが悪いですが、とにかくインパクトでゴリ押しできる内容だったと思う。そして続編となる本編。別作品でほっそりと減量した姿を見せた鈴木亮平が、またモリモリになって帰ってきた。素直にすごい。すごいというかもうヤバイの域に達している気がする。でもインパクトというものは、だんだんと薄れてきてしまうもの。それがどれだけ変態的なーーー頭部に女性のパンティを装着し、身にまとうのはブリーフ1枚だという衝撃的な姿をしても、免れることはできない。だから本作は、変態仮面に変身する前の、生身の「色丞狂介」が登場するシーンに、多くの笑いを持ってきていたように思う。
前作のヒロイン・愛子ちゃんと恋仲になり、同じ大学に進学した狂介。今でも体に流れる正義感ゆえに、悪事を見かけると、恋人である愛子ちゃんのパンティを着用して変態仮面になってしまう。もちろん愛子ちゃんは、自分の恋人が変態仮面に変身すること…というよりは変態であることを快く思っていないのだが……。正義と変態、その狭間で葛藤する狂介だが、葛藤の中身が「変態」である。おおよそ大学の学食で、かわいい女の子との会話に「変態」などというワードを混ぜて話すものではない。しかもしごく真面目な面持ちで。その現実と、この作品の世界観のギャップが要所要所に入っていて、とても楽しかった。柳楽くん演じるキャラもいい味を出している。敵キャラが語る「変態仮面に勝つには、さらにすごい「変態」をぶつけるだけではダメだ」というセリフが、この続編たるアブノーマル・クライシスという作品を表しているように思った。
あと、私は映画に詳しくないのですが、今作は前作と比べ、有名映画のパロディが多かったように思う(前作はそんなに感じなかった) ここはぜひ詳しい人に元ネタを教えてもらいたい。流石にスパイダーマンはわかりましたが!

バンダイチャンネル見放題に加入しました

先日、生活の一部ともなっているキングオブプリズムの上映前予告にて、「牙狼」の予告がありまして、今まで全く見たことなかったんですが面白そうだったので見に行こうと思いました。アニメ本編を見てなくても楽しめるのかな、と公式サイトを見たのですが、どうもTVシリーズを見ていたほうが良さそうです。ということで久しぶりにバンダイチャンネルに加入しました。数年前に、まどか☆マギカを視聴するために1ヵ月契約していたことがあるんですが、当時の視聴環境ではあまり満足に見られなかったのと、そもそもHulu契約時もそうでしたが、見放題というシステムが私にはあってないようです。いつでも見られると思うと、逆に見なくなるっていう。今回は5/21の公開が迫っているのでガツガツ見ていくと思いますが、ダラダラと契約続けずに、見なくなったらさっくりと解約したい。

ところでPCでアニメを見るのが苦手なので(デスクトップしかないし、PC周りが整理されてないし、椅子も安物だし…)スマホの画面をケーブルで繋いでTVで見ているのですが、だいぶ快適です。見てる間はスマホいじれないのだけが不便ですけど、作品に集中できて良いかな。