乱☆恋 婚約者は16人?!

乱☆恋  婚約者は16人!? (富士見ファンタジア文庫)

乱☆恋 婚約者は16人!? (富士見ファンタジア文庫)

今年読んだ本100冊目はこの作品!
今年はわりといろいろ読めたので(殆どラノベとBLですけど)、今年こそは「この本が面白かった」のまとめをしたいと思います。毎年思ってるんですが、読んだ本をあまり記録してなくて、記憶をたどれないもので…。今年は読書履歴つけてるから多分大丈夫!
さてこの本ですが、タイトルと表紙だけだったら絶対に手を出さないタイプです。サブタイトルの「婚約者は16人」で、ハーレムものか…と思ってしまうのもしょうがないです。ですが割と地に足のついたファンタジー戦記? ものでした。主人公は、資源に乏しく外交の手腕で他国と渡り合ってきた小国の王子。いきなり父である王様に「実は婚約者が16人もいるんで! もう年頃なんだから、婚約者と直接会って今後を決めなさい」と言われ、それぞれの国を巡ることに。この1巻では、1人目の王女様しか出てきません。その王女様の国で騒動が起こって…というのが今回の話です。主人公が頭の回転の速い知将タイプに描かれているので、今後も各地を巡って、いろんな問題を解決していく話になるんでしょうか。サクサク読みやすいので、重い話を読みたくない人にもおすすめ。前半はキャラクターの紹介みたいなものなのでちょっと展開が遅いですが、会話文が多いのでそんなに苦じゃなかったです。お気に入りのキャラクターは、今回の婚約者・セフィア姫。なかなかに可愛いキャラクターでした。ちなみにぺったんこ娘。3年後には「ばいんばいん」になると豪語してます。主人公はばいんばいん派じゃないそうなので別にどうでもいいという感じでしたが、私はばいんばいん派なのでぜひ! 2巻に出て来るお姫様はばいんばいんみたいですけどね。