兄弟
- 作者: 丸木文華
- 出版社/メーカー: イーストプレス
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
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ゲームでは兄×弟で素敵だったので、こちらは兄×弟か弟×兄どちらか楽しみだな〜と思ってたら、弟×兄でした。ごちそうさまです! 兄×弟も好きだけど、年下攻め好きだから…! あとこういう兄弟ものって、攻様が完璧超人で、それにたいし受がコンプレックスを抱いてるってのが鉄板だと思うんですが、これもそんな王道にもれず、兄→まじめだけど地味、弟→勉強もスポーツも何でもできるイケメン。その上「抱かれたい男ナンバー1」に選ばれるような俳優という美味しい設定でしたごちそうさまです! 周りからみたら非の打ちどころがないような攻が、なぜか受に執着するのって超萌えますよね。
お兄ちゃんは高校の先生なのですが、この話はこの兄弟の話ともう一つ、生徒の話が軸になって展開していきます。BLであて馬・親友ポジション以外のキャラクターが出るのって割と珍しいんじゃないかと。ただ生徒の話にもページが割かれた分、兄弟のねっとりとした描写がちょっと少ないなーと思わなくもないです。あと背徳感があまりなかったのが…。結構あっさり陥落してしまいました。もっと悩んでくれお兄ちゃん! 作中、もっともいいやつは兄の同僚である安条先生。あて馬になるのかと思いきやきちんと親友ポジションに収まった。あとがきの4コマには笑いました。