白いへび眠る島

白いへび眠る島

白いへび眠る島

夏休み、過疎の進む孤島、持念兄弟と呼ばれる少年たち、十数年に一度の大祭、「あれ」がやってくる……。そんなキーワードに反応するなら、非常にツボに入る作品だと思います。あとやおい的にも大変おいしゅうございました。民俗学っぽい雰囲気+行き過ぎた友情なんてなんたるご馳走。全体としてはなんだかぼんやりとした印象で、最後もいまいちスッキリしないというか、科学で解明できるような話ではないので、この雰囲気を楽しむ話なんだと思います。最後におまけの短編がついているのですが、これが非常に萌えました。もうやばい。これで同人誌書ける。