ノエイン もうひとりの君へ

最終回まで見終わりました。DVD借りに行ったら2巻だけ無かったので見れなかったんですが…最終巻とかがないよりましでした!
いやぁ面白かったなぁ…。思ったよりすごくSFしてる話でした。どっかで「セカイ系」と紹介してあって、まぁそう言われればそんな気もするけど…セカイ系でも引きこもりの方向じゃなくって、外へと向かう感じでした。大雑把な話だとエヴァ人類補完計画と一緒のような話ですが。
個体を個体たらしめるのは「観測者」の存在であり、認識しなければ世界は存在しない…という理屈は涼宮ハルヒの憂鬱でも古泉が言ってましたね。たしか超人間理論だったっけ? この世に宇宙が存在するのは、私たち人類がその存在を観察したから。「宇宙」が観測されず、その存在を知らない時代、この世界に宇宙は存在しないものと同じ。それと同じ事がヒトにも言える、というのがこの物語での理屈です。あと、未来の可能性は無数にあって、私たちはその中から常に1つを選択してきているけど、他の選択をした平行世界もある、というのも鍵となっている理論です。
オーソドックスな作品だったと思うんですが、きっちりとした世界観と、CGを含め綺麗な映像とキャラクターで、最後まで中だるみせずに見ることが出来ました。あと少女と青年という食い合わせが本当に好きだからですね!(少年少女も好きだけどさ) カラスが本当に好きでした。アトリも後半いいキャラになりましたよね。∀ガンダムのコレン大尉(だったかな)みたいな。
それにしても私はこういう作品が好きだなぁ…と、ファンタジックチルドレンを思い出しながら実感しました。ファンチルも少年少女、謎の黒マントの集団、もう一つの世界…って感じでしたからね…。
サテライトということで、CGが凄く綺麗でした。使い方が上手いですよね。アクションシーンもガシガシ動いて見ていてハァハァしました。ようやく松本憲生さんとうつのみや理さんのパートが分かるようになってきた。動画まとめとかでこの2人のは見てなんとなく雰囲気分かってきたってのと、やっぱり特徴があるからですね。

この作品が面白かったので、監督つながりでエスカフローネ借りようと思ったら全部借りられてたので、結局フルメタルパニックのふもっふ借りてきてしまった…。もう1回見たんですけどね。ちょっと頭の中アホっぽくしたいので。ふもっふはインターバルだとして、次に何見ようか考え中です。今年私、がんばってアニメ見てる! これで世界についていける!! でもノエイン売れてないからな…真中には入っていけないぜ。