空と星のむこう 1巻

夜と星のむこう 第1巻 (SGコミックス)

夜と星のむこう 第1巻 (SGコミックス)

ホームドラマか?ホラードラマか?!」というアオリが帯にありますが、読んだところ別にホラーってわけではなく、百鬼夜行抄っぽい雰囲気でした。どっちかっていうと妖怪系。(収録されてる過去話読んだら妖怪でもないんですが)両親と養女の姉と主人公(実の息子)という家族の前に16年前に事故で行方不明になった兄と名乗る男が現れてから、主人公の周りでは変なことがおき始め…という起承転結の「起承」くらいのところで終わってるあたり憎いです。話が全然読めないまま放置プレイをくらいそう。なんせ初出が「アワーズ・ガールズ」とかいう雑誌で(そんな本…見かけたような気もするしそうでない気もするぞ)平成12年から掲載分ですよ。推測ですが、その後掲載誌は見事休刊になり、最近になってこの作品の身請け先が決まったんでよーしそれじゃあ1巻発売しちゃうぞーという流れだと思う。休刊といえば朝日ソノラマも…。どこかでネムキ引き取ってくれないかなーと思いましたが、ビブロスみたいに倒産したわけじゃないので難しいところですよね。今後も朝日新聞社からコミックは発売するみたいですし。
話がそれましたが、やっぱり面白かったです。百鬼夜行抄が好きな人は買い。