#03 バベル
- 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/11/02
- メディア: DVD
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モロッコのアメリカ人夫婦、アメリカ人の子どもとそのベビーシッター(メキシコ人)、聾の日本人少女の3つの軸で話が進んでいくんですが、日本のシーンだけなんか浮いてる気が…この作品に全然関係ない国の人が見たらそうでもないかもしれないですが、なんか日本だけ色味とか違う気がするんですよね。それぞれのエピソードは面白かったような気もするし、なんとなく作品の趣旨もわかるような気がするんだけど、私はあんまりスッキリしませんでした。そこまで救いようの無いほどの暗い作品ってわけでもないんですが…それが逆に、抵抗することも敵わない現実を突きつけられてるようで嫌なのかも。
どの登場人物も根っからの悪人とかってわけではなく、ちょっとずつ愚かなんですよね。その愚かなのが人間なんだなぁとは思いましたが。私、この作品のテーマって(ネタバレのため反転)銃社会反対〜だと感じたんですが、実際はどうなのでしょうか?
素直な感想としてはアメリカの警察は怖いなぁってのと、メキシコ人は楽しそうでいいなぁってのと、日本の女子高生のスカート短すぎだwっうぇえwwてところです。あ、あと映画館で「上映120分程度で映像が激しく点滅するシーンがあり」云々という注意文を渡されて気をつけてたんですが、見事に酔いました。多分そこだけじゃなくて、ほかにも手ぶれのシーンがあったせいだと思うのですが…。「ノロイ」の恐怖を思い出した!(ホラー映画でしたが途中から話の恐ろしさよりも手ぶれのひどさにぐったりしていた) 今から視聴される人は充分注意してくださいね。そして役所広司は今回もカッコよかったなぁ…。