おまけの小林クン 全16巻

おまけの小林クン (16) (花とゆめCOMICS)

おまけの小林クン (16) (花とゆめCOMICS)

購入したままなぜか放置で読んでなかった小林クンをなんかふとしたきっかけで最近全巻読みました。おまけの小林クンは、「小林」苗字の仲の悪い3人がいるクラスに新しく4人目の「小林」クンが転入するところからスタート。「ぽっぷんコメディ」という名前がピッタリの、可愛い話です。
でも最初から伏線がはってあって、ただ明るいだけのお話ではないです。最終巻の作者のコメントで「苦いクスリを、甘いものだと思わせて飲ませるのが目的でした」みたいなことが書いてあって、すんなりなっとくしました。最後は予想できた展開だけど、思わずちょっと目頭が…私の涙腺が弱すぎるという説もあります。小林4人組の友情だとか、恋愛だとかいろいろありましたが、やっぱ若い子(LaLaの想定する中学〜高校生あたり?)は恋愛編がいいのかなぁ。私も昔はアマアマな森生先生の描く恋愛が好きだったんですが、今読むとちょっとこっ恥ずかしくなります!高校時代にこんな恋愛がしたかったなぁ…。私はけっこうシリアスな話が好きでした。画面や小道具、話の展開などかなり王道の少女漫画という感じなので、少女漫画に免疫がない人はちょっと抵抗あるかもしれませんね。