西の善き魔女 1巻

西の善き魔女 第1巻〈通常版〉 [DVD]

西の善き魔女 第1巻〈通常版〉 [DVD]

もう私は高校生の頃に同級生から「空色勾玉」を借りて以来というもの、荻原規子さんの大ファンであります! 茅田砂子を読もうと思ったのもルーツたどれば荻原さんのような気がする。私の場合今でいうところのライトノベルスレイヤーズ!とか)→ミステリ(主に情報源は活字倶楽部。ベタに京極とか有栖とか…)という流れの中で、ファンタジーラノベみたいに思ってて、スレイヤーズとか面白かったけどそのジャンルがめちゃくちゃ好き!というわけでもなかったから、なんとなく読まないまんま来たんですよ。そんで高校の時に同じクラスになった子から「これ絶対面白いから!」と勾玉シリーズをかりて、はまり込んでしまったわけです。*1とにかく私の古代ファンタジー好きはこの「空色勾玉」と「銀の海 金の大地」(氷室冴子)から来てるに違いない。
アニメ版西魔女ですが、ちょっと心配してたんですけど結構いい出来だなぁと思いました。主人公の声もベテランさんでよかったなぁ。かわいいかわいいだけの声は嫌だなと思ってたので。ルーンの声もよいです! 繊細で屈折した少年…ハァハァ。早速えろちっくなシーンも2話目であって、スタッフ分かってる。というかインフォメーションのドラマCD…まだ調べてないけど、あれってアデイルの耽美……。
基本的に原作に忠実なのでストーリー的な驚きは無いんですが(展開はやっぱ1クールものということで早いですけど)本を読んでいたときに想像していた風景が画面になるとやっぱりいいですね。あと音楽が好きです。OPもEDも好きだし、BGMもいいなぁと。ただやっぱり原作どおり女の子向けの作品だなーと思いました。1話目からして舞踏会ですからね!OPも少女漫画チックだし。でもそれが逆に受けそうな、ってもう終わってるんですが。様子見で1巻だけ見ましたが、これなら最後まで視聴できそう。

*1:書いてる間にふと思い出しちゃったけど、最初の出会いは友達から借りて…っての嘘かも。中3の時に活字ブームが来てたから、その時に「空色勾玉」だけ読んで、本の趣味が合った高校の友達が「全部持ってる!」ってことで3部作全部借りて読んだってのが真相かも…どうでもいいですね