誰にも愛されない

誰にも愛されない (ビーボーイコミックス)

誰にも愛されない (ビーボーイコミックス)

なんか読んだ事あるなぁあるなぁと思いながらページを進めてたんですが、やっぱりこれ買ってました…。でもビブロス版はたしか前半(クリスマス編以前)しかなかったような記憶なので、別に買っても良かったです。というか持ってるはずなのにビブロス版はどこにあるんだろう…。
私の大好きな、生活するのに不自由ないい年した男が受けの話です。もうその時点で萌えなんですが。これも業界ものといえば業界ものです。主人公はマイナー出版社の営業社員で、版権を得たチェコの小説の訳者をようやく探したら、それが大学の同級生で、という話。私は昔から語学に全然興味がなかったので「訳者」という職業にそれほど興味を持っていなかったんですが、「訳者」というのもある意味「作家」なんだなと感じました。タイトルは「誰にも愛されない」ですが、愛されまくってます。こっちも受けがコミュニケーションに問題ありなので無駄に青春してて良い作品でした。