恋する暴君 3巻
- 作者: 高永ひなこ
- 出版社/メーカー: 海王社
- 発売日: 2006/12/09
- メディア: コミック
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たぶんですね、萌えの理由は受けである宗一のとんでもないツンデレっぷりだと思うんですよ。もうね、「ツンデレ」なんて言葉が流行りだしてからネコも杓子もツンデレツンデレ。ちょっと冷たい振りして2人きりになったとたんにデレーッとなるだなんて、そんなの真のツンデレにあらず! ギョーザの皮くらいしか厚みのないツンを纏っているだけじゃない! 本当のツンデレはたとえ2人きりになろうとも、自分の気持ちを素直に言えないんですよ。そしてツンケンした態度をとってしまうけど、相手がそれを汲んであげて、上手くなだめてあげるのが本当のツンデレってものではないですか?
その点、暴君は素晴らしいツンツンっぷりです。あまりのつれなさっぷりに攻の森永君も泣き出したいくらいです。でも、それだからこそ、口には出さない真意がこぼれたときの萌えがある。森永君はわかってる男です。
さらに今回は攻の森永君でも御しきれない暴君が、他の男の手玉に取られてアンアン言わせられてます。CDも出てるのでほしいんですが、BLCDって恥ずかしくって聞けないんですよねぇ…エロシーンがなければ聞きたいんですが…。