#04 交渉人 真下正義

交渉人 真下正義 スタンダード・エディション [DVD]

交渉人 真下正義 スタンダード・エディション [DVD]

公開時に見に行ってたんですが、先日バイトの後輩からDVDを借りたので再視聴。
私の中で嫁にしたい芸能人№1に輝くのがユースケ・サンタマリアなんですが、私は役者としてのユースケ氏が結構好きです。これも踊るの看板で結構プレッシャーあったんじゃないかなと勝手に推測してみるわけですが。ちなみに室井はまだ見てないので今度見るつもりです。来月発売予定ですしね。
再視聴なのでうおーっと思うところはそんなになかったんですが、前に誤解してたところとかやっぱりわからないところとかを再確認できてよかったです。こういう心理ゲームみたいな話が好きなんですが、ほかにもないかな。洋画の交渉人もこんな感じなら見てみたい。
全体的にお金もかけてあるなぁと思ったし、よくまとまってるなぁと思ったけど腑に落ちない点もいくつか。一番腑に落ちなかったのが、最後の爆破線を切るところ。それまでシンバルの音で〜とか結構面白かったのに、あそこだけ勘で乗り切っちゃってるのがどうも。折角それまでにヒントになった映画とかが出てたんだから、そこから連想してもっていってほしかったなぁと。あの犯人だったら何かに関連付けて爆破線もセットしてそうだと私は思うんですが。他には、真下が演技として感情をあらわにしてるのか、犯人から揺さぶりかけられて感情的になってるのかが最後のほうちょっとわかんなかったので明確にして欲しいなと思ったんですが、前者のときは「演技です」って言ってたから、そう言ってないときは本気で感情出しちゃったと解していいんだろうか。でも「交渉人」なんだからそこらへんの感情のセーブもしてプロフェッショナルだと思う…のと同時にそんなプロフェッショナルな人物でも感情をあらわにしてしまうほどの大切な相手の存在があるっていう描写もありかなぁとは思うんですけど。
けどラストに関してはさほど気にならないんですよね。確かに最初見たときは「は?」ってなったけど、あの終わり方のほうが個人的には好きかも。目に見えない人・ものと知略で戦うっていうのが面白いんだと思いますし。でも踊る的にはあんな終わり方でよかったんだろうかとちょっと思う。
ユースケ氏以外では木島役の寺島さんが美味しいところ持っていきすぎだなぁと思った。あと小泉孝太郎が結構好きです。