クラスターエッジ 1巻
- 作者: 小松田わん
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/01/05
- メディア: コミック
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はっきり言うと微妙でした。何が微妙かっつーと、構成が。ここらへん本編(といっても7話目くらいまでしか見て無いけど)と同じような問題を抱えている気がする。面白くなりそうな要素はもってるのに、それをきちんと機能させきれてないあたりが。
そもそもこのコミック版の趣旨がきちんと決まってなかったんじゃないかと思われるんですが、本誌読んでないのでどういう扱いなのかは不明です。アニメではクラスターC.E.側(主人公アゲートを中心に)からの描写が多いのに対して、こちらはクロムという人造人間側の視点で描いてあるのはいいと思うんですが、それが徹底されて無いというか…まぁ序盤は接触が無いから視点を変えて描いていかないとキャラクターを登場させられないという問題があるんだろうけど。アニメはアニメ、マンガはマンガと割り切ってもう少しクロムに踏み込んだ内容でよかったんじゃないかと。あと1話ごとの連続性があまり感じられなくて、各話の最初のページであらすじ的なことがかいてあるんですが、「えっ、そんなとこあっさり流すの?」とアニメではかなり重要なエピソードをぽーんと投げてたりして。
もうこれは開き直って、アニメを見てる人のための副読本くらいに考えていたほうがいいです。そう思えば結構面白いかも。です。