忍者戦隊カクレンジャー1巻

忍者戦隊カクレンジャー(1)?ヒーローク [VHS]

忍者戦隊カクレンジャー(1)?ヒーローク [VHS]

もともとここはアニメや映画の感想も書く場所だったのです…。久々の更新第一回目はカクレンジャーをば。今後もちょこちょこ更新していきたいです。

  • 1話目 忍者でござる

主人公のサスケ(ニンジャレッド)とサイゾウ(ニンジャブルー)はつい先日バイトをクビになった(サスケが店長とケンカしたため)しがないプー太郎。今風に言ったらNEETといってもよい2人。お昼ごはんをハンバーガーにするかラーメンにするかでケンカするほどのアレっぷり。そんな2人の前でオッサンがスリにあう。スリを追っかけてオッサンのバッグを取り戻した2人。オッサンは息も絶え絶えで「これをこの地図の場所に持っていって欲しい、礼金ははずむ」と頼む。バッグの中身が山のような札束と知り、金に目がくらんだ2人はその地図に示された島へと向かうことに。島に着くと変な忍者に襲われる2人。逃げ惑うが袋小路に入り絶体絶命。そこへ2人にバッグを持っていくように頼んだオッサンが登場。実は全てはサスケたちの先祖に封印された妖怪の扉を開くための罠だったのだ! そこでサイゾウがバッグの中を調べてみると、「キュ、キュウリだ〜!!」 そこに謎の男・百地三太夫が現われ、2人を夢幻城(「ムゲン」の漢字がこれであっているかは不明)へと導き、鶴姫(ニンジャホワイト)登場。金に目がくらんで封印を解いてしまった2人を「このバカ!」と罵りながら、封印の刀を抜くとご先祖様たち登場。ご先祖様は3人にドロンチェンジャーを渡すと「毎日ひげは剃れよ〜」と退場。3人はカクレンジャーに変身し、オッサンに扮していたカッパを追い払う。いやー、どうしようもないほど駄目NEET戦隊ですが、今後も駄目っぷりは増長されるばかりです。そもそも戦うきっかけがあんまりにも自業自得過ぎて笑えます。しかもその封印、サイゾウがボタンのある場所を踏んでしまったことで解けるんですが、あれって誰が踏んでも一緒ならさっさと踏めばよかったのに…でもまぁ多分カクレンジャーの子孫しか踏めないんでしょう。あとサスケとサイゾウは幼馴染か何かなんでしょうか? ちょっと萌えたよ…でもサイゾウはサスケにもましてお金が好きすぎる。カクレンジャーは一応ニンジャホワイトである鶴姫がリーダーなので、女王様とその下僕どもといった感じです。ますます駄目すぎる。

  • 2話目 危ないオバサン

4人目の仲間・セイカイは真昼間からゲーセンで格ゲーにふけっていた。こいつもNEETか。一緒に遊んでいた少年が見知らぬオバサンに「こっちに面白いゲームがあるわよ。すごくバーチャルリアリティなの」といって連れて行かれると「俺もバーチャルリアリティしたい!」と、他の部屋に連れて行ってもらう。そこにはゲームはなかったものの、豪華な食事と美女達にデレデレなヒーロー。実はこのオバサン、1話目で登場したカッパの奥さんでろくろっくびだったのだ! それに気付いた少年はセイカイのところに逃げ込むが、こちらでも美女達がザコ隊員に変化。やられる! と思ったそのとき、セイカイを探しにやってきたカクレンジャーに助けられて、カクレンジャーたちのマイカー(三太夫にプレゼントしてもらった「猫丸」)に逃げ込み、夢幻城へ。ご先祖様たち再登場。セイカイにドロンチェンジャーを渡すと「インスタントばかり食べるんじゃないぞ」と忠告しながら去っていくご先祖さまたち。早速カクレンジャーに変身して戦うものの、戦隊もののお約束で巨大化したカッパとろくろっくびの前に無力なカクレンジャー。そこに、巻物をもったサスケが登場。自分も獣将レッドサルダー(顔がサルなので微妙に怖い)を呼び出し、カッパたちを撃破する。 とりあえず4人目の仲間もNEETだった。ご先祖様たちは現われては消えていくが、これは残留思念とかなんとかで済まされる問題なんだろうか? インスタントなんて言葉知ってるわけだし…そもそもご先祖様の時代に「ニンジャレッド!」なんて叫んでたらとんだ舶来かぶれだ。獣将の名前も英語入ってるしなぁ。あんまり深く考えてはいけないんだと思います。あと鶴姫はサスケとサイゾウに「4人目の仲間のセイカイはここにいるから連れて来て」と紙を渡してるんですが、どうやってセイカイの居所を知ったんでしょうか。鶴姫というからには家は結構な名家で、そういうこと調べるのなんて思いのままなのか…なんか昔見たような気がするけど忘れました。今回は猫丸(多分トトロの猫バスが元ネタで、クレープ屋さんになる)初登場。カクレンジャーは猫丸に乗っていろんなところを移動しながら妖怪を倒すというロードムービー的な面もあります。しかし猫丸生きてるらしいんだけどちょっと怖いなあ。