バケモノの子

サマーウォーズぶりに細田作品を見ました。期待値どおりの面白さでした。先日見た「台風のノルダ」と比べると、人にオススメするなら絶対に「バケモノの子」なんですけど、私が好きなのはノルダかな、という感じ。以下、ネタバレ含むためたたみます。


※最初、文章で書いてたけどまとまりそうになかったので箇条書きにて

  • 前半の、九太幼少期はコミカルで可愛くてよかった
  • 熊徹のケモさがエロくてヤバいと思いました(オウゼン戦とか…汗の表現がね…前髪下ろした時のギャップとかもね…)
  • なんだかんだいって熊徹も友達いるし、宗主様にも目をかけられていた
  • てっきり闇オチするのはオウゼンと思いきや一郎彦だったかー
  • 一郎彦のエピソードはもう少しあったほうが後半わかりやすかった
  • 後半、九太(連)が現実と異界を行き来するようになり、実と父との再会を果たし、進学という夢も持ち始めた。さてこれからどういう選択をするのだろう、と思っていた矢先に闇オチ問題。そしてその解決のために、神になると決めた熊徹。熊徹は九太の心の剣となり、その胸の穴を埋めるのだった……って、このオチがあんまり気に入らない。この落とし方が一番ドラマチックで角が立たないのかもしれないけど、「父と子」の関係を描くんだったら、最後もきちんと九太の決断を描いてほしかったな、と。もし闇オチ問題が発生せずに、熊徹と実父(=異界と現実)どちらかを選ばないといけないとしたら、九太はどちらを選んだだろうか。
  • ヒロインの子は可愛くかしこい子だった
  • 一郎彦はあのあとどうなるんだろうなあ。一郎彦視点のスピンオフ小説とかあったら面白そうだ

たぶん私が言いたいのはラストへの持っていきかたなんだろうな、っていうことがおぼろげにわかってきました。もう少し他の人の感想など読みつつ、まとめていきたいです。