奇跡
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2011/11/09
- メディア: DVD
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
両親の別居(離婚してるんだったっけ? 忘れた)が原因で離れ離れになってしまった兄弟。ある日、お兄ちゃんが「今度開通する九州新幹線、その上りと下りの新幹線が初めてすれ違う時『奇跡』が起こる」という噂を聞いて、願いを叶えるために、その瞬間を見に行こうとする話。結構本題に入るまでの日常描写が長く、その割にクライマックスはえらくあっさりしている。なので、苦手な人にはつまらない映画かもしれません。私は日常の淡々とした映像が結構好きなのでよかったと思う。「奇跡」というタイトルにチープさを感じた人にとっては、良い意味で予想を裏切られる話だと思います。有名な俳優さんがたくさん出演してますけど、あくまで主役は子どもたちっていうのがいいですね。
ちなみに私は非常に涙もろいのですが、この作品には泣かされなかった。けれど泣ける映画がいい映画かっていったらそれは違うし、逆に泣けない映画は駄目な映画ってわけではない。安易に「泣かせる」こともできる作品だけど、それをあえてしなかったのはいいことだったんじゃないかなあ。