月神の統べる森で
- 作者: たつみや章,東逸子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/12/16
- メディア: 単行本
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ヤングアダルト+日本古代ファンタジー物が好きなので、借りてきました。時代は縄文時代。外つ国から渡来人がやってきて、中つ国とケンカを始める頃の話ですね。4部作らしく、まだ序章です。若いムラの長・アテルイと、何か不思議な生い立ちのありそうな少年・ポイシュマが出会うことから物語が始まります。ポイシュマのお父さんとの場面がとてもよかった。カムイたちもポイシュマに優しくていいですね。これから戦いになってしまうと思うんですが、なんとか最後は幸せに終わってほしいものです。
あと、日本古代(縄文時代〜弥生時代)を舞台にしたファンタジーって何かありますかね? 私が今まで読んだのでは「空色勾玉」と「銀の海 金の大地」くらいでしょうか。他にもあったら(あるんだろうけど)読んでみたいです。そして銀金を再読したくなってきたけど、続きが読めないと思うといても立ってもいられなくなるのは目に見えているので保留…。須賀しのぶさんとかがこのジャンルを書いてくれたら非常に嬉しいのですが。