少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2000/03/03
- メディア: DVD
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とりあえず最初のシーンで「うおお綺麗だー!」と、一人部屋の中で叫んでしまった。隣の住人すみません。鐘が鳴るシーンや、校舎がぐりぐり動くシーンなど初っ端から贅沢すぎる。そんで薔薇園でのダンスシーン。はぁ…美しい……。劇場版はTV版よりエロス度が高いですよね。いや、TV版も十分エロスでしたが。暁生@ミッチーが車で「とぅっ」とするシーンは何度見ても笑える。劇場版の暁生はヘタレすぎてあんまりムカつきませんね。ウテナが王子様に見えるのは、ウテナに王子様が乗り移ったのではなくて、見てる人(アンシーや樹璃さん)がウテナのことを「王子様」だと感じたからかな。結局影でいろいろやってた(≒世界の果て)は暁生ではなく、無意識のアンシーだろうし。前半はぼーっと見てるだけじゃよくわからないけど、後半(ウテナカー前後あたりから)はテーマがしっかりしてて分かりやすい話だと感じました。しかし未だに、おぼれた男の子の話がよく理解できんのよね…。枝織によれば、幼い頃樹璃が溺れた時に、枝織が好きだった「王子様」が樹璃を助け、死んでしまった。ウテナによれば、女の子が溺れているのを見て助けを呼ぶと冬牙が現われ、女の子を助けた。やっぱり枝織の言う王子様=冬牙なのかなぁ。確かTV版の最終回でも溺れる女の子を助ける男の子の話はあって、それもまだよくわかんないんだよなぁ…。
最後、ウテナとアンシーのキスシーンで終わりますが、私はあんまり百合だとか思わないんですよね。そいういう恋愛感情ではなく、もっと広義での愛情の現われだと感じています。