少女少年学級団 1巻

少女少年学級団 1 (マーガレットコミックス)

少女少年学級団 1 (マーガレットコミックス)

まだ 愛とか恋とか

よくわからない 小学生たちが

もうすぐで

初恋の入口に 立つのです

↑のリンクを張るまで、ずっと「少年少女学級団」だと思ってました。そんな人、きっといっぱいいるよね!

先日、久しぶりに早帰りで本屋に行った時にジャケ買いしてきました。マーガレット系ってあまり買わないし、藤村先生の本も買ったことなかったんですが、超あたりでした。これはどの層をターゲットにした漫画かわかりませんが(掲載誌考えれば中学〜高校女子なんだろうけど)これは掲載誌間違えたんじゃないかね? どっちかというと少女漫画好きの男性に強くオススメしたいです。

一見男の子に見える主人公の遥が転校した小学校は、女子と男子が対立していて…(現実でもよくありますよね) 遥は野球が大好きなんですが、「女だから」と休み時間の野球にも入れてもらえないし、地元の野球クラブにも同じクラスの渡がいて、ピッチャーの座を巡りライバルに。そんな遥のあこがれは、甲子園出場経験のある渡の兄・健。遥の健兄に対する気持ちは「甲子園に行ったすごい人」という憧れから、初めての恋へ…というもどかしさがもう本当にたまりません。
だいたいちょっと変なくらい、青年×少女の組み合わせが大好きなんですが、遥ちゃんの健兄に対する気持ちがぴかぴかするくらい純粋です。健兄は最近の高校生像としてはちょっときれい過ぎるんですが、遥ちゃんの初恋の相手ですから、このくらいでよいんです。このままずっといけば、「君に届け」のちづちゃんみたいな恋愛になるのかなとちょっと思いました。