Q.E.D 26巻

Q.E.D.証明終了(26) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(26) (講談社コミックス月刊マガジン)

今回は可奈ちゃんの思い出を辿る「夏のタイムカプセル」と、年末に可奈ちゃん一家が行ったレストランで起こった殺人事件「共犯者」の2作品。
「夏のタイムカプセル」がぐっときました。どんなに物(かたち)を大切に保存しておいても、結局は自分の心(記憶)がそれを忘れてしまったら、関連付け出来なくなるものなんだなぁと。ほら、マイピクチャに「なんで保存したんだ?」という謎のネタ画像があるように…。とはいえ物がなければ記憶を探り出すきっかけもできずにそのまま埋もれていってしまったんだから、物を大切にするという行為が無意味だとは思いません。
それにしてもここ数巻、燈馬くんと可奈ちゃんの進展がなくてちょっと物足りない。なにか、なにか胸ときめくような展開お!(でもやっぱり加藤先生のマンガは面白いなぁ)