ガンソード〜夢見る頃を過ぎても〜
- 作者: 倉田英之,木村貴宏,植田洋
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/12/28
- メディア: 文庫
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内容は、ヴァン、ウェンディ、カルメンが出会うまでの話でオリジナルストーリーになってます。かなり重要なエピソード(特にウェンディとミハエルがらみ)になってて読み応えあり。これを元にしたドラマCDとか出してもらってもいいなぁと思うくらいです。それでは各作品の感想を。
ウェンディ・ギャレットの日々
幼いころのウェンディとミハエルの話です。この2人の絆がいかに強固なものだったかがわかるエピソード。ガンソードでは登場人物の設定年齢が明らかにされてませんが、DVD2巻のオーディオコメンタリーでウェンディが13歳くらいだといってました。そしてこの作品の中ではウェンディとミハエルの年齢差が3歳だと明記されてましたので、劇中のミハエルの年齢は16〜17歳ということになります。予想通りでちょっとうれしい。というかキラたん(種時)と同じくらいの年齢ってことですね。
ミハエルがどれだけウェンディの事を思い、同時に依存し、その想いを銃にこめていたのかが描かれています。タイトルはウェンディ・ギャレットの日々となってますが、どちらかというとミハエルの描写が多く、本編では書ききれなかったミハ兄の心情を理解することができました。それにしてもこんな8歳児(小説の中ではミギャ8歳、ウェンディ5歳の設定)いたら嫌だよ! ウェンディも小さい頃からいい子なんだなぁと思いました。傍からみたら異常なくらい相手を思っている兄妹ですね。この話を読んだ後に1話とかミギャとの再開の話(11話くらいだったかな)を見直すと面白いと思います。