The MANZAI

The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)

よし、次はあさのあつこやー！　と、買ったまま読んでないバッテリーをとりあえず置いといて、BL小説と名高いThe MANZAIの出番ですよ。（バッテリーは買ってるんだけど行方知れずのため…）　その昔おお振りに今よりもすごくはまっていて、なおかつこんなにメジャーじゃなくて、ネット上に50個くらいしかファンサイトが無かった頃のお話です。萌えを語れる相手が欲しかった私たちは、夜な夜なチャットにいそしんだのでした。こういうつながりがあるから過疎ジャンルも楽しいですよねぇ。今はおお振り、メジャーになったんでそんなこともないですが…。そのときにやっぱり、おお振りファンとバッテリーファンはかぶりまくりんぐなわけですよ。そこからあさのあつこの話になって、その中でも「The MANZAI」がすごいと。女装ありーの男から男への告白ありーのキスありーのと。もうこれは読むしかないね。そう心に刻んでからしばらくたってしまいましたが、読んでみました。
文章は本当に読みやすいです。また、ただ面白い話というわけでもなく、それぞれの家庭の問題もエグくならないほどの距離感で描かれていて、面白かったです。…しかし。やはりやおいばかりが気になってしょうがありませんでした！　もう2人は付き合っちゃえばいいと思うよ！　主人公は愛されすぎです。あと、MANZAIシーンが雰囲気は伝わるんですが、どうも滑ってるのが…2人が自然と掛け合う場面もちょっと滑ってる気が…。とか言いつつ2巻も買っちゃったんですけどね。もう2人が付き合うまでは読み続けますよ。